横浜市神奈川区と川崎市多摩区、どっちが住みやすい?
国勢調査・住宅統計などの公的データで横浜市神奈川区と川崎市多摩区を17項目で比較。どちらが「良い」かではなく、自分の暮らし方に合うのはどちらかを見つけるための比較です。
結論: どんな人にどちらが合う?
横浜市神奈川区と川崎市多摩区では、まず年齢構成が異なります。川崎市多摩区の20〜34歳比率は22.8%と横浜市神奈川区(19.5%)をはっきりと上回り、若い世代の比率が違います。
- 一人暮らし・単身
- 一人暮らしなら川崎市多摩区が有力です。20〜34歳比率22.8%・借家率55.4%と、いずれも横浜市神奈川区をはっきりと上回っています。
- 子育てファミリー
- 子育てファミリーの観点では、関連する指標がいずれも僅差で、両街に大きな差はありません。
- 家を買いたい人
- 家の購入を考えるなら横浜市神奈川区寄りです。持ち家率46.8%と川崎市多摩区をやや上回っています。
- 家賃を抑えたい人
- 推定家賃は横浜市神奈川区が73,952円、川崎市多摩区が74,116円とほぼ同水準で、家賃面での優劣はほとんどありません。
どちらが「良い」かではなく、自分の暮らし方に近いのはどちらか、という視点で選ぶのがおすすめです。気になったほうの街は、詳細データと実際の物件で確かめてみてください。
17項目のデータ比較
各セルは 値と全国のなかでの位置(左が少ない・右が多い、縦線が中央値)。全国順位はホバーで表示
出典: 国勢調査 2020 ほか
横浜市神奈川区川崎市多摩区
人口・世帯5項目
人口市区町村に常住する総人口。街の規模感を見るための基本指標です。算出方法国勢調査の市区町村別総人口をそのまま利用。差 +2.6万人
横浜市神奈川区
全国 128位 / 1,919
24.7万人川崎市多摩区
全国 155位 / 1,919
22.2万人世帯数市区町村内の一般世帯数。住まい方や生活圏の密度を読む補助指標です。算出方法国勢調査の一般世帯数を利用。差 +1.6万世帯
横浜市神奈川区
全国 106位 / 1,919
12.9万世帯川崎市多摩区
全国 128位 / 1,919
11.4万世帯一人暮らし世帯率全世帯に占める単身世帯の割合。初めて住む人や単身者の多さを把握します。算出方法単身世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。差 +1.3pt
横浜市神奈川区
全国 85位 / 1,908
51.5%川崎市多摩区
全国 96位 / 1,908
50.2%夫婦のみ世帯率全世帯に占める夫婦のみ世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦のみの世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。差 -0.3pt
横浜市神奈川区
全国 1,801位 / 1,909
16.3%川崎市多摩区
全国 1,785位 / 1,909
16.6%子どもあり世帯率全世帯に占める夫婦と子供からなる世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦と子供からなる世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。差 -0.7pt
横浜市神奈川区
全国 1,162位 / 1,909
21.8%川崎市多摩区
全国 1,075位 / 1,909
22.5%年齢・変化4項目
15歳未満比率総人口に占める15歳未満の割合。子育て世帯の多さを見る補助指標です。算出方法15歳未満人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。差 +0.3pt
横浜市神奈川区
全国 1,067位 / 1,910
10.9%川崎市多摩区
全国 1,173位 / 1,910
10.6%20〜34歳比率総人口に占める20〜34歳の割合。進学・就職・転職層の厚みを見る指標です。算出方法20〜34歳人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。差 -3.3pt
横浜市神奈川区
全国 46位 / 1,908
19.5%川崎市多摩区
全国 10位 / 1,908
22.8%65歳以上比率総人口に占める65歳以上の割合。良し悪しではなく年齢構成の特徴として扱います。算出方法65歳以上人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。差 +1.9pt
横浜市神奈川区
全国 1,826位 / 1,910
21.1%川崎市多摩区
全国 1,869位 / 1,910
19.2%人口変化率(5年)直近5年間の人口増減率。人口や世帯の変化傾向を読む指標です。算出方法(現在の人口 − 5年前の人口)÷ 5年前の人口 × 100 で算出。差 -0.1pt
横浜市神奈川区
全国 138位 / 1,903
+3.5%川崎市多摩区
全国 133位 / 1,903
+3.5%住まい6項目
推定家賃統計データから算出した家賃目安です。実際の募集賃料とは異なる場合があります。算出方法住宅・土地統計調査の「1か月当たり家賃」を市区町村単位で集計した参考値。実際の募集賃料とは異なります。差 -164円
横浜市神奈川区
全国 55位 / 1,227
73,952円川崎市多摩区
全国 54位 / 1,227
74,116円持ち家率主世帯数に占める持ち家に住む世帯の割合です。算出方法持ち家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。差 +7.2pt
横浜市神奈川区
全国 1,122位 / 1,227
46.8%川崎市多摩区
全国 1,188位 / 1,227
39.6%借家率主世帯数に占める借家に住む世帯の割合です。算出方法借家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。差 -7.6pt
横浜市神奈川区
全国 102位 / 1,227
47.8%川崎市多摩区
全国 35位 / 1,227
55.4%集合住宅率住宅総数に占める共同住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法共同住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。差 -0.6pt
横浜市神奈川区
全国 65位 / 983
73.0%川崎市多摩区
全国 60位 / 983
73.5%一戸建て率住宅総数に占める一戸建て住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法一戸建て住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。差 +1.0pt
横浜市神奈川区
全国 916位 / 983
25.6%川崎市多摩区
全国 923位 / 983
24.6%空き家率空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)で算出しています。算出方法空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)× 100 で算出。差 +0.0pt
横浜市神奈川区
全国 802位 / 983
10.3%川崎市多摩区
全国 804位 / 983
10.2%所得・仕事2項目
納税者1人あたり課税所得納税義務者1人あたりの課税対象所得です。住民1人あたりの所得ではありません。算出方法課税対象所得 ÷ 納税義務者数 で算出(万円単位)。差 —
横浜市神奈川区
データなし
—川崎市多摩区
データなし
—昼夜間人口比率夜間人口に対する昼間人口の比率。通勤・通学で人が集まる街かを見る補助指標です。算出方法昼間人口 ÷ 夜間人口 × 100 で算出。100%を超える街は通勤・通学で日中に人が流入しています。差 +17.4pt
横浜市神奈川区
全国 600位 / 1,906
100.1%川崎市多摩区
全国 1,744位 / 1,906
82.7%| 指標 | 横浜市神奈川区 | 川崎市多摩区 | 差(横浜市神奈川区−川崎市多摩区) |
|---|---|---|---|
| 人口市区町村に常住する総人口。街の規模感を見るための基本指標です。算出方法国勢調査の市区町村別総人口をそのまま利用。 | 24.7万人 | 22.2万人 | +2.6万人 |
| 世帯数市区町村内の一般世帯数。住まい方や生活圏の密度を読む補助指標です。算出方法国勢調査の一般世帯数を利用。 | 12.9万世帯 | 11.4万世帯 | +1.6万世帯 |
| 一人暮らし世帯率全世帯に占める単身世帯の割合。初めて住む人や単身者の多さを把握します。算出方法単身世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。 | 51.5% | 50.2% | +1.3pt |
| 夫婦のみ世帯率全世帯に占める夫婦のみ世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦のみの世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。 | 16.3% | 16.6% | -0.3pt |
| 子どもあり世帯率全世帯に占める夫婦と子供からなる世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦と子供からなる世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。 | 21.8% | 22.5% | -0.7pt |
| 15歳未満比率総人口に占める15歳未満の割合。子育て世帯の多さを見る補助指標です。算出方法15歳未満人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。 | 10.9% | 10.6% | +0.3pt |
| 20〜34歳比率総人口に占める20〜34歳の割合。進学・就職・転職層の厚みを見る指標です。算出方法20〜34歳人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。 | 19.5% | 22.8% | -3.3pt |
| 65歳以上比率総人口に占める65歳以上の割合。良し悪しではなく年齢構成の特徴として扱います。算出方法65歳以上人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。 | 21.1% | 19.2% | +1.9pt |
| 人口変化率(5年)直近5年間の人口増減率。人口や世帯の変化傾向を読む指標です。算出方法(現在の人口 − 5年前の人口)÷ 5年前の人口 × 100 で算出。 | +3.5% | +3.5% | -0.1pt |
| 推定家賃統計データから算出した家賃目安です。実際の募集賃料とは異なる場合があります。算出方法住宅・土地統計調査の「1か月当たり家賃」を市区町村単位で集計した参考値。実際の募集賃料とは異なります。 | 73,952円 | 74,116円 | -164円 |
| 持ち家率主世帯数に占める持ち家に住む世帯の割合です。算出方法持ち家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。 | 46.8% | 39.6% | +7.2pt |
| 借家率主世帯数に占める借家に住む世帯の割合です。算出方法借家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。 | 47.8% | 55.4% | -7.6pt |
| 集合住宅率住宅総数に占める共同住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法共同住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。 | 73.0% | 73.5% | -0.6pt |
| 一戸建て率住宅総数に占める一戸建て住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法一戸建て住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。 | 25.6% | 24.6% | +1.0pt |
| 空き家率空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)で算出しています。算出方法空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)× 100 で算出。 | 10.3% | 10.2% | +0.0pt |
| 納税者1人あたり課税所得納税義務者1人あたりの課税対象所得です。住民1人あたりの所得ではありません。算出方法課税対象所得 ÷ 納税義務者数 で算出(万円単位)。 | — | — | — |
| 昼夜間人口比率夜間人口に対する昼間人口の比率。通勤・通学で人が集まる街かを見る補助指標です。算出方法昼間人口 ÷ 夜間人口 × 100 で算出。100%を超える街は通勤・通学で日中に人が流入しています。 | 100.1% | 82.7% | +17.4pt |
データでみる違いのポイント
- 家賃相場はほぼ同水準です(横浜市神奈川区 73,952円 / 川崎市多摩区 74,116円)。
- 人口は横浜市神奈川区が24.7万人、川崎市多摩区が22.2万人です。
- 一人暮らし世帯の割合は横浜市神奈川区が高く(51.5%)、川崎市多摩区は50.2%です。単身向けの住まいの多さの目安になります。
- 15歳未満の子どもの比率はほぼ同じで、子育て世帯の存在感に大きな差はありません(横浜市神奈川区 10.9% / 川崎市多摩区 10.6%)。
- 直近5年の人口増減は川崎市多摩区が+3.5%、横浜市神奈川区が+3.5%です。
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