川崎市幸区と川崎市麻生区、どっちが住みやすい?
国勢調査・住宅統計などの公的データで川崎市幸区と川崎市麻生区を17項目で比較。どちらが「良い」かではなく、自分の暮らし方に合うのはどちらかを見つけるための比較です。
結論: どんな人にどちらが合う?
川崎市幸区と川崎市麻生区をくらべたとき、もっとも差が出るのは住まいの構成です。川崎市幸区は集合住宅率78.0%と賃貸・マンション中心の構成なのに対し、川崎市麻生区は一戸建て率40.4%と持ち家・一戸建て中心の性格がはっきりと強くなっています。
- 一人暮らし・単身
- 単身での暮らしを考えるなら川崎市幸区寄りです。一人暮らし世帯率41.6%・20〜34歳比率18.3%と、いずれも川崎市麻生区をはっきりと上回っています。
- 子育てファミリー
- 子育てファミリーの観点は指標によって分かれます。15歳未満比率では川崎市幸区(13.4%)、子どもあり世帯率では川崎市麻生区(31.1%)が上回っており、どちらを重視するか次第です。
- 家を買いたい人
- 持ち家志向なら川崎市麻生区が候補になります。持ち家率59.5%・一戸建て率40.4%と、いずれも川崎市幸区をはっきりと上回っています。
- 家賃を抑えたい人
- 推定家賃は川崎市幸区が76,638円、川崎市麻生区が78,390円とほぼ同水準で、家賃面での優劣はほとんどありません。
最後に決めるのは「どちらが優れているか」ではなく、自分の暮らし方との相性です。候補が絞れたら、詳細データと実際の物件もあわせて確認してみてください。
17項目のデータ比較
各セルは 値と全国のなかでの位置(左が少ない・右が多い、縦線が中央値)。全国順位はホバーで表示
出典: 国勢調査 2020 ほか
川崎市幸区川崎市麻生区
人口・世帯5項目
人口市区町村に常住する総人口。街の規模感を見るための基本指標です。算出方法国勢調査の市区町村別総人口をそのまま利用。差 -9,586人
川崎市幸区
全国 221位 / 1,919
17.1万人川崎市麻生区
全国 210位 / 1,919
18.1万人世帯数市区町村内の一般世帯数。住まい方や生活圏の密度を読む補助指標です。算出方法国勢調査の一般世帯数を利用。差 +693世帯
川崎市幸区
全国 218位 / 1,919
8.0万世帯川崎市麻生区
全国 221位 / 1,919
7.9万世帯一人暮らし世帯率全世帯に占める単身世帯の割合。初めて住む人や単身者の多さを把握します。算出方法単身世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。差 +6.0pt
川崎市幸区
全国 280位 / 1,908
41.6%川崎市麻生区
全国 627位 / 1,908
35.6%夫婦のみ世帯率全世帯に占める夫婦のみ世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦のみの世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。差 -3.0pt
川崎市幸区
全国 1,603位 / 1,909
18.4%川崎市麻生区
全国 1,050位 / 1,909
21.4%子どもあり世帯率全世帯に占める夫婦と子供からなる世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦と子供からなる世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。差 -3.7pt
川崎市幸区
全国 493位 / 1,909
27.3%川崎市麻生区
全国 163位 / 1,909
31.1%年齢・変化4項目
15歳未満比率総人口に占める15歳未満の割合。子育て世帯の多さを見る補助指標です。算出方法15歳未満人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。差 +0.6pt
川崎市幸区
全国 290位 / 1,910
13.4%川崎市麻生区
全国 429位 / 1,910
12.7%20〜34歳比率総人口に占める20〜34歳の割合。進学・就職・転職層の厚みを見る指標です。算出方法20〜34歳人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。差 +2.5pt
川崎市幸区
全国 82位 / 1,908
18.3%川崎市麻生区
全国 242位 / 1,908
15.8%65歳以上比率総人口に占める65歳以上の割合。良し悪しではなく年齢構成の特徴として扱います。算出方法65歳以上人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。差 -2.2pt
川崎市幸区
全国 1,818位 / 1,910
21.4%川崎市麻生区
全国 1,723位 / 1,910
23.6%人口変化率(5年)直近5年間の人口増減率。人口や世帯の変化傾向を読む指標です。算出方法(現在の人口 − 5年前の人口)÷ 5年前の人口 × 100 で算出。差 +3.4pt
川崎市幸区
全国 48位 / 1,903
+6.4%川崎市麻生区
全国 164位 / 1,903
+3.0%住まい6項目
推定家賃統計データから算出した家賃目安です。実際の募集賃料とは異なる場合があります。算出方法住宅・土地統計調査の「1か月当たり家賃」を市区町村単位で集計した参考値。実際の募集賃料とは異なります。差 -1,752円
川崎市幸区
全国 44位 / 1,227
76,638円川崎市麻生区
全国 35位 / 1,227
78,390円持ち家率主世帯数に占める持ち家に住む世帯の割合です。算出方法持ち家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。差 -7.3pt
川崎市幸区
全国 1,070位 / 1,227
52.2%川崎市麻生区
全国 940位 / 1,227
59.5%借家率主世帯数に占める借家に住む世帯の割合です。算出方法借家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。差 +7.4pt
川崎市幸区
全国 142位 / 1,227
44.3%川崎市麻生区
全国 277位 / 1,227
36.9%集合住宅率住宅総数に占める共同住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法共同住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。差 +22.2pt
川崎市幸区
全国 38位 / 983
78.0%川崎市麻生区
全国 179位 / 983
55.8%一戸建て率住宅総数に占める一戸建て住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法一戸建て住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。差 -19.6pt
川崎市幸区
全国 944位 / 983
20.8%川崎市麻生区
全国 815位 / 983
40.4%空き家率空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)で算出しています。算出方法空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)× 100 で算出。差 +2.5pt
川崎市幸区
全国 787位 / 983
10.6%川崎市麻生区
全国 924位 / 983
8.2%所得・仕事2項目
納税者1人あたり課税所得納税義務者1人あたりの課税対象所得です。住民1人あたりの所得ではありません。算出方法課税対象所得 ÷ 納税義務者数 で算出(万円単位)。差 —
川崎市幸区
データなし
—川崎市麻生区
データなし
—昼夜間人口比率夜間人口に対する昼間人口の比率。通勤・通学で人が集まる街かを見る補助指標です。算出方法昼間人口 ÷ 夜間人口 × 100 で算出。100%を超える街は通勤・通学で日中に人が流入しています。差 +21.0pt
川崎市幸区
全国 670位 / 1,906
99.3%川崎市麻生区
全国 1,853位 / 1,906
78.3%| 指標 | 川崎市幸区 | 川崎市麻生区 | 差(川崎市幸区−川崎市麻生区) |
|---|---|---|---|
| 人口市区町村に常住する総人口。街の規模感を見るための基本指標です。算出方法国勢調査の市区町村別総人口をそのまま利用。 | 17.1万人 | 18.1万人 | -9,586人 |
| 世帯数市区町村内の一般世帯数。住まい方や生活圏の密度を読む補助指標です。算出方法国勢調査の一般世帯数を利用。 | 8.0万世帯 | 7.9万世帯 | +693世帯 |
| 一人暮らし世帯率全世帯に占める単身世帯の割合。初めて住む人や単身者の多さを把握します。算出方法単身世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。 | 41.6% | 35.6% | +6.0pt |
| 夫婦のみ世帯率全世帯に占める夫婦のみ世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦のみの世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。 | 18.4% | 21.4% | -3.0pt |
| 子どもあり世帯率全世帯に占める夫婦と子供からなる世帯の割合。世帯構成チャートに利用します。算出方法夫婦と子供からなる世帯数 ÷ 一般世帯数 × 100 で算出。 | 27.3% | 31.1% | -3.7pt |
| 15歳未満比率総人口に占める15歳未満の割合。子育て世帯の多さを見る補助指標です。算出方法15歳未満人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。 | 13.4% | 12.7% | +0.6pt |
| 20〜34歳比率総人口に占める20〜34歳の割合。進学・就職・転職層の厚みを見る指標です。算出方法20〜34歳人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。 | 18.3% | 15.8% | +2.5pt |
| 65歳以上比率総人口に占める65歳以上の割合。良し悪しではなく年齢構成の特徴として扱います。算出方法65歳以上人口 ÷ 総人口 × 100 で算出。 | 21.4% | 23.6% | -2.2pt |
| 人口変化率(5年)直近5年間の人口増減率。人口や世帯の変化傾向を読む指標です。算出方法(現在の人口 − 5年前の人口)÷ 5年前の人口 × 100 で算出。 | +6.4% | +3.0% | +3.4pt |
| 推定家賃統計データから算出した家賃目安です。実際の募集賃料とは異なる場合があります。算出方法住宅・土地統計調査の「1か月当たり家賃」を市区町村単位で集計した参考値。実際の募集賃料とは異なります。 | 76,638円 | 78,390円 | -1,752円 |
| 持ち家率主世帯数に占める持ち家に住む世帯の割合です。算出方法持ち家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。 | 52.2% | 59.5% | -7.3pt |
| 借家率主世帯数に占める借家に住む世帯の割合です。算出方法借家主世帯数 ÷ 主世帯総数 × 100 で算出。 | 44.3% | 36.9% | +7.4pt |
| 集合住宅率住宅総数に占める共同住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法共同住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。 | 78.0% | 55.8% | +22.2pt |
| 一戸建て率住宅総数に占める一戸建て住宅の割合です。統計上、町村などでは欠損する場合があります。算出方法一戸建て住宅数 ÷ 住宅総数 × 100 で算出。 | 20.8% | 40.4% | -19.6pt |
| 空き家率空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)で算出しています。算出方法空き家数 ÷(居住世帯のある住宅数 + 空き家数)× 100 で算出。 | 10.6% | 8.2% | +2.5pt |
| 納税者1人あたり課税所得納税義務者1人あたりの課税対象所得です。住民1人あたりの所得ではありません。算出方法課税対象所得 ÷ 納税義務者数 で算出(万円単位)。 | — | — | — |
| 昼夜間人口比率夜間人口に対する昼間人口の比率。通勤・通学で人が集まる街かを見る補助指標です。算出方法昼間人口 ÷ 夜間人口 × 100 で算出。100%を超える街は通勤・通学で日中に人が流入しています。 | 99.3% | 78.3% | +21.0pt |
データでみる違いのポイント
- 家賃相場は川崎市麻生区のほうが約1,800円高めです(川崎市幸区 76,638円 / 川崎市麻生区 78,390円)。
- 人口は川崎市麻生区が18.1万人、川崎市幸区が17.1万人です。
- 一人暮らし世帯の割合は川崎市幸区が高く(41.6%)、川崎市麻生区は35.6%です。単身向けの住まいの多さの目安になります。
- 子どもの比率は川崎市幸区のほうが高く(川崎市幸区 13.4% / 川崎市麻生区 12.7%)、子育て世帯が相対的に多い傾向です。
- 直近5年の人口増減は川崎市幸区が+6.4%、川崎市麻生区が+3.0%です。
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